土岐麻子「Gift〜あなたはマドンナ〜」
- アーティスト: 土岐麻子
- 出版社/メーカー: rhythm zone
- 発売日: 2011/01/19
- メディア: CD
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「あなたっていくつなの」〜♪
て、パンチラインが実にコマーシャル!アラサー的アイドルポップを念頭に置いたかのようなアンチエイジングな一曲に★★★(星3つ)
Sleigh Bells「Tell ′Em」
- アーティスト: スレイ・ベルズ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2010/10/13
- メディア: CD
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ポストM.I.Aノイズ・ビート。
かっくいい!
2010年ベストソング50
おおまか評価順。あくまで主観的50曲です。次点が沢山あります。忘れている曲もあるかもしれませんがメモ代わりにアップさせてください。「()」内のジャンルは個人的解釈です!
1:新世紀のラブソング / ASIAN KUNG-FU GENERATION(Rock)
2:CITY LIGHTS / andymori(Rock)
3:Rollin' Rollin' / 七尾旅人×やけのはら(Pop)
4:あかりfrom Here〜NO MUSIC, NO LIFE.〜 / クラムボン feat. THA BLUE HERB(Rock)
5:バランス / OGRE YOU ASS HOLE(Alternative)
6:Gee / 少女時代(Pops)
7:ロックンロールは鳴り止まない / 神聖かまってちゃん(Alternative)
8:カリフォルニア・ガールズ / ケイティ・ペリー feat.スヌープ・ドッグ(Pop)
9:クチビル・ディテクティヴ / Base Ball Bear(Pop)
10:オールライト / PERIDOTS (Rock)
11:ディス・オリエント / フォールズ(Alternative)
12:Light Bright / アナログフィッシュ(Rock)
13:Rum Hee / トクマルシューゴ (Pop)
14:goodblue / school food punishment (Pop)
15:ダウト / デルフィック(Alternative)
16:Dreamer / Spangle Call Lilli Line(Pop)
17:スクリブル / アンダーワールド(Pop)
18:Wisdom feat.Emi Maria& Ill Bosstino / SEEDA (Hip Hop)
19:痛いよ / 清竜人(Pop)
20:I Wanna Be A Rock Star / 七尾旅人(Alternative)
21:魔法の料理〜君から君へ〜 / BUMP OF CHICKEN(Pops)
22:ROCK BAND FEAT.SATOSHI,KO-JI ZERO THREE / Dragon Ash (Pop)
23:くせのうた / 星野源(Pop)
24:ここだけの話 / チャットモンチー(Alternative)
25:ハッピアイスクリーム / The Mirraz (Alternative)
26:Phantom Girl's First Love / 坂本美雨(Pop)
27:サマー・シンフォニー / 曽我部恵一(Hip Hop)
28:Honey / 大橋トリオ(Pops)
29:break boy in the dream / 環ROY&七尾旅人 (Rock)
30:lib / agraph (Techno)
31:フランジングサン / bloodthirsty butchers (Rock)
32:Situation / BEAT CRUSADERS (Pop)
33:スタイロ / ゴリラズ(Alternative)
34:slip of the lip / FACT (Alternative)
35:ポニーテールとシュシュ / AKB48 (Pops)
36:ソラニン / ASIAN KUNG-FU GENERATION (Pops)
37:ファイアーフライズ / アウル・シティ(Pop)
38:Be With You / KAI (Pop)
39:マイライフストーリー / D.W.ニコルズ (Pops)
40:ありがとう / いきものがかり(Pops)
41:Troublemaker / 嵐(Pops)
42:魔法のじゅうたん / くるり(Rock)
43:スカイライダーズ / 相対性理論+渋谷慶一朗(Alternative)
44:Eden / iLL (Alternative)
45:Re: Life / the telephones (Alternative)
46:starry mice parade / DE DE MOUSE (Pop)
47:ギヴィング・アップ・ザ・ガン / ヴァンパイア・ウィークエンド(Alternative)
48:Goodbye Happiness / 宇多田ヒカル (Pops)
49:Twilight / haruka nakamura (Electronica)
50:青空 / HiGE(Rock)
POP-OFFICE
三重県の大学で結成された3ピースバンド。デビューもしていなければ、CDすら未リリースです。数ヶ月前にTwitterでメンバーと知り合って、先日念願叶って初めてライブを見させてもらったのでここに紹介します。誠実で奢りのない凄くいい子達で・・・て、そんな事はさておいて、三重の地にこういうバンドが居たって事が本当に嬉しくて驚きです。
言うなれば、正しき洋楽コンプレックス。
しっかりとした音楽的バックボーンを持ちつつ、それらを消化して提示していくセンスフルなバンド。例えば無料ダウンロードで一時配信されていた「2007-2010」「Here ep」という2作品を聞いていてみると、ニュー・オーダーなんかにに通ずるニュー・ウェイブ、マイブラ直系のシューゲイザーetc 洋楽オルタナ大好きなんだろなっていう感じがひしひしと伝わってくる楽曲が目白押しという威勢の良さ。(その一方で「Good Bones」「Pale blue wine」「One Perfect Morning」みたいに、時折現れる淡い夢みたいな名曲にハッとしたりね。)
国内ロックフェスが台頭してJロックが市民権を得た後にやって来た世代。
三重の片田舎で育んだ感性は、Jロックが掲げて来た「半径5メートル」の価値観なんてとっくに超えて海を渡りました。そして、海を渡った感性はやがてコンプレックスになり、近づけない理想に近づく為のロックンロールが鳴り・・・今はまだ、とある大学の部室に響くだけ。
きっと大いなる違和感を感じながら、周囲や大衆との差を計りながら、理想と現実の差を埋めるように、より大きなディスコードを響かせてくれるんじゃないかと期待大のバンド。それが、こんな近くに!嬉しい。という事で、ここに紹介。おそまつ。
POP-OFFICE
http://www.myspace.com/popoffice
やけのはら「THIS NIGHT IS STILL YOUNG」
- アーティスト: やけのはら
- 出版社/メーカー: felicity/Pヴァイン・レコード
- 発売日: 2010/08/04
- メディア: CD
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夏と美少女の刹那を切り取ったカバーがまず最高。また、「Summer Never Ends」というスローガンソングからはじまる夏の夜が、ラス曲「GOOD MORNING BABY」であっさりと完結するアルバム構成もこれまた最高。僕らの終わらない夏は、終わらない夜は、結局あっけなく終わっていく。でもまた眩しい朝日で繰り替えしていくっていうポジティブ。光に向かって往く凛としたアルバム。
同時期リリースとなった七尾旅人のアルバムと何かがリンクする。
何かが変わると思った、とある夜。その物語。
こりゃあどちらも名盤です。回り続ける!!
white white sisters「〔euphoriaofeuphobia〕」
- アーティスト: white white sisters
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: CD
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例えばスーパーカー・チルドレンと言っても、Lily of the valleyや木箱(どちらも大好き!)のような“曖昧な感情/気分”を踏襲したシューゲイザーとは一線を画す。よりソリッドなビートは、彼らがしばしば形容される様子のBOOM BOOM SATLLITESのそれをより土臭くした感じ。
まぁ、何より、耳で聞いて・身体で感じてかっこいい。能動的ダイナミズムとインテリジャンスを兼ね備えた、つまりかっこいいバンド。もうそれが一番相応しい形容なんじゃないかと思うくらい直線的なクールネスが最高。
ポスト・ロック全盛も、ロックンロール・リバイバルも、ジャスティス・フィーバーも全てを思春期に吸収してきた2人だから出来る2010‘sクオリティ、white white sisters。
「出れんの!?サマソニ?!」でクリエイティブマン特別賞を獲得。8月7日、8日に「SUMMER SONIC ‘10」東京会場への出演も決まっているというスーパーノヴァ。注目されたし。
SPENCER「My Wave」
PolarisオオヤユウスケのソロプロジェクトSPENCERによる配信限定の初音源。「新たな世界、新たな音楽、新たなる視点・思想への欲求。さらなる進化、深化のため。」そして、「人生を楽しむため!」と称し、現在ドイツはベルリンに拠点を移して活動している模様。
歌メロの作りはPolaris/ohanaと大差ない気がするけど、それらバンドのラヴ&ピースフルなサウンドメイクとは明らかに違うマイナーな空気感。ある意味ソロプロジェクト然としている閉鎖的でセンチメンタルな楽曲の数々。全6曲。
OTOTOYのインタビューを見る限りでは、現地の人間のバイブスをとても気に入っている様子のオオヤ氏。
「自分の人生楽しむが中心にあって、だから夕方で仕事を終えて家族や友人との時間を大切にする。休日は休む。だからなのかみんなおおらか。」って、そんな日常の普通が日本にいる頃の彼の作るポップソングのスローガンだった気がするけど、あえて今作でセンチメントに潜ったのは、異国の地で夜を向かえる寂しさを肌で感じたから?
ともあれまずは序章。大いに縮んだバネがビぃヨーン!と伸びる感じで、底抜けに明るいポップを、出来ればPolarisに持ち帰って頂きたい!なんちゃって。