2008-01-01から1年間の記事一覧
フォール・アウト・ボーイ「フォリ・ア・ドゥ-FOB狂想曲」。前作「インフィニティ・オン・ハイ」の充実ぶりは、凄まじかったと思う。降り注ぐ美メロ流星群。どの曲をシングルカットしてもいい!っていう位キラー・チューンで溢れ返っていたし、ジェイZやベイ…
年明けリリースの新譜の便りがちらほら届いています。Miss Monday「The Light feat.Kj from Dragon Ash,森山直太郎,PES from RIP SLYME」Miss Mondayがkjにプロデュースを依頼した事に端を発しスタートしたというこのプロジェクト。この名前の連なりに素直に…
松阪M'AXAでBEAT CRUSADERS。「正しさしかない」ステージ、というか。努めてポップで、客を大事にして、ノリを大事にして・・。決して期待を裏切ろうなんてしない。感謝も忘れない。それに呼応するように、自然とフロアには陽のエネルギーが溢れて、笑顔が満…
火曜日に名古屋アポロシアターでiLL。とってもセンスフルなステージだったけど、案の定無愛想で、エンタテインメント性の欠片もなかった。「ROCK ALBUM」でひょっこり顔を出した、ポップ&シング!なナカコーは皆無。ダンスフロア化が期待された会場も、とま…
名曲誕生!(どんだけザルなの。)高野寛「LOV」。「何気ない日常にこそ、実は沢山の幸せが隠れているんだよ。」っていう非常に嘘くさい慰めを、「え?それってもしかして本当なのかも・・」って信じさせてくれる(=騙しきってくれる)魔法のようなポップス…
割と忙しく、忙しさが去ったと思ったら11月中ずっと風邪を引き続けるというとてつもなくやるせない日々。そんな中、割と多くのミュージシャンと現場を共にし、割と多くの音楽を聞いたここ1、2ヶ月。刺激になりました。 ここ最近聞いているCDです。 名曲…
チャットモンチーがまた名曲を書いた。チャットモンチー「染まるよ」。M1は亀田誠治、M2はセルフ、M3はジュンジがそれぞれサウンドプロデュースを担当。どの曲も味があって良い。良いのだが・・、特に良いのがM2「愛捨てた」だ。またまた、これは、名曲でし…
小室哲哉逮捕の話題に始まり、商業音楽の大肯定とか、ロック・ヒーロー不在とか、“こんな時代”だからこそロックンロール・ドリームを!って話を、すべてひとつのテキストにまとめて、ドーン!とアップして、世界を変えてやろうと思ったのですが、まとまりま…
ザ・ケービーシー「ザ・トリック」。イギリスはプレストン出身の3ピースバンド。デビュー間もない頃から、ストロークス、アークティック・モンキーズ、オーディナリー・ボーイズ等と共演。ファーストアルバム「オン・ザ・ビート」は、日本にて、新人バンド…
口ロロ「TONIGHT」。メンバー脱退を経てのリリースとなった通算5枚目。まるでとある一夜の出来事をパッケージしたかのような、夜更けから夜明けまでの風景がデザインされたコンセプチュアルなアルバム。 名作「GOLDEN LOVE」の型破りさや派手さを思うと、シ…
最近聞いたものをつらつらと。この駄ブログを、もっと「新しい音」を探しに来た人にとって活用して頂けるよう、もう少し更新がんばろうと・・思います。思っただけだったらごめんなさい。ジャックス・マネキン「グラス・パッセンジャー」。ピアノ・エモの先…
高校の頃、メロコアが流行った。青春パンクとか、インディーズ系とか何とか呼ばれ方は様々だったけど・・。女の子に好きな音楽ジャンルは?と聞くと「インディーズ系っ!」ってソレ音楽ジャンルとかいう問題じゃないじゃん!という様な感じで。猫も杓子もあ…
NICO Touches the Walls「Who are you?」AIRプロデュースってだけですごく胸が高鳴るけど、それ以上にちゃんとバンドもしっかりしてて、いい。格好いい。先行シングルの「THE BUNGY」とか、「Broken Youth」は・・ちょっと狙いすぎてる気がするけど、でも格…
一日中地震に怯えながら仕事してました。そんな中、ジョヴァンカ「サブウェイ・サイレンス」。オランダ発。コリーヌ・ベイリー・レイみたいなキュートさとビタースイートな歌声、最近流行りの60年代フレーバー、さらに日本で再燃中の渋谷系フレーバーを巧…
結成10年。ここへ来て、新しいリスナーをどんどん取り込んでいるのが目に見えるTHE BACK HORN。凄い!めちゃくちゃ凄い。THE BACK HORNを初めて見たのは、2002年。まだ「トワイライト」が生まれていないGOING UNEDR GROUNDと、デビュー前のNANANINEと一緒…
全然違う!と言うのは、ケイティ・ペリー「ワン・オブ・ザ・ボーイズ」を聞いた感想。「女の子にキスしちゃった そしたら気持ちよかった♪」といったキワドいフレーズが飛び出す「キス・ア・ガール」がビルボードチャートで7週連続1位を獲得したりして、日…
J-RAPの進化は凄いと思う。自らの権利や主義主張を誇示する為に、どうしても言葉数が多くなった元来の「ラップ」という表現方法。その「ラップ」が持つ情報量の多さを、今J-POPで活躍するラッパー達はとってもうまーく利用していると思う。たとえば最近チャ…
コールドプレイ「Viva La Vida Or Death And All His Friends」を聞いた。ようやくしっかりと。・・プライベートで聞かなくても耳にしない日がなかったので、まぁいっかと思っていたらこんなにも時間が経ってしまったのでした。とはいえ、今年一番の話題作&…
MO'SOME TONEBENDER「SING!」を聞いた。いつだって「痛快」さを忘れないモーサンだけど、今回はまた嫌に突き抜けている。今度は何が出来上がったかと言うと・・誰が聞いても「いいじゃん」と言えるロック・アルバム! メタルやハードコアが再燃しているJ-ROC…
LEO今井「TAXI」を聞いた。今回も渋い。 ブリブリのダンスビート。しっかりとしたロックの風格。適度な変態性。おまけに秀才。(オックスフォード大学の大学院在籍なんだとか) ・・言う事なしでしょう!(アルバムも最高だったし) でもちょっとだけこのサ…
フォーエヴァー・ザ・シッケスト・キッズ「アンダードッグ・アルマ・メーター」を聞いた。バステッド、サン・オブ・ドーク、マクフライ等その辺りが好きな人にはおすすめ。とても明快で聞きやすい曲を書くし、アイドル性もある。この夏は、ティーン臭さ満載…
iLL「ROCK ALBUM」を聞いた。ナカコーが掴みやすいところまで帰ってきたような気がする。これは要注意だ! もしかしたらスーパーカー以降のナカコーから、スーパーカー以上のものが生まれるのかも?そんな事を期待させてくれるアルバム。・・うわ、それって…
6月26日(木)名古屋クラブダイアモンドホールにて、9mm Parabellum Bullet&凛として時雨ガチンコツアー「ニッポニア・ニッポン」を見た!念願かなってようやく見る事の出来たこの2組。共にライブ・パフォーマンスには定評があると言う事で、とても楽しみに…
Chara「honey」を聞いた。 やっぱり野田くんは、いい曲書くなぁ!・・というのは、3曲目にクレジットされている「ラブラドール」の事。 RADWIMPSの野田洋二郎くんがプロデュースを担当し、BUMPの直井くんがベースを弾き、RIZEの金子くんがドラムを叩くとい…
チャットモンチー「風吹けば恋」を聞いた。名曲でしょ!<走り出した足が止まらない/行け!行け!あの人のところまで>このバースの切実さ!これがたまらない。世間様は<走り出す>のにも十分な理由や手間や根回しや企画書・・・云々が必要だっていうのに…
佐野元春はその昔ロックを「約束の音楽」と呼んだとか、呼ばなかったとか。「どゆこと?」と問われれば、「どゆ事だろ?」と返す事しかきっと出来ないけど、なんだか格好いいぜ!BUMP OF CHICKEN「present from you」を聞いた。一貫してまとまりのない楽曲群…
ASIAN KUNG-FU GENERATION「未だ見ぬ明日に」を聞いた。 思うに、出る事に意義のあったアルバム。全13曲のアルバム「ワールド ワールド ワールド」に収録されなかった楽曲を集めたミニアルバム。それだけで、今のバンドのモチベーションの高さがひしひしと…
やたら泣かせようとする作品が嫌い!感動の押し売り嫌い!って人、よくいますが。僕全然、そういうの大好きで。例えば泣かせる映画で泣いてしまう自分になんの敗北感も感じません。むしろ泣いてしまわないともったいないとすら思います。 moumoonのニューシ…
洋楽原体験はレディオヘッドだったかもしれない。バイトしてCDを買うのが趣味みたいになものだった高校時代に、自分の中でまるっきり洋楽への興味が開花しない事に劣等感を覚えて、とある邦楽バンドのライナーに書かれていた彼らのCDを手に取ったのがはじま…
「やんちゃなキッズ感」むんむんのジェイソン・ムラーズ。グループの中にいると、何をする訳でもないのにムードを作ってしまう天然ムード・メーカー、ジェイソン。いつもヘラヘラしているジェイソン。でもそこが母性本能とかくすぐってしまうジェイソン。僕…