場外リツイート

これからたくさんのプロフェッショナルが絡み効率的なマネタイズ方法など様々に開発されながらUstは展開していくと思うけど、今いちばん観て欲しいのは例えば普段働いてるやつの休日DJだったり、自力で過酷な海外ツアーを回りながら映像を届けてくれる石橋英子さんの歌だったり。
新しいエレクトロニクスはカルチャーに対して様々に作用する。あらゆる人々によって、あらゆる可能性が試されるべきだ。だけど、ただ一つだけ、叶うならば。これまで光の当たらなかった場所に光を当てるためのツールであり続けて欲しい。

by 七尾旅人 @tavito_net

the telephones「A.B.C.D.e.p.」

A.B.C.D.e.p.

A.B.C.D.e.p.

 ライブを一度見て完全に見直したthe telephonesの新作。
 今作はiLLこと中村弘二(ex.スーパーカー)が全面プロデュース。
 至極ポップなんだけど決して低俗に寄らないナカコーの飛び抜けたポップセンスが、単細胞ダンス・ロック(を、必死で引き受けようとしている。多分石毛さんは凄く真面目。)the telephonesと化学反応!全編に渡ってめくるめくスペーシー・ポップ・ワールドが広がる良作。
 ナカコープロデュースの新曲3曲に加え、「Monkey Discooooooo」「Hopping Shower」のiLLリミックスを収録。the telephonesには「FREE THROW」っていうスーパーカーライクないい感じのダンス・ポップがあるので、個人的にはそのiLLリミックスなんかも聞きたかったなぁ。

まんまと

 まんまとtwitterにハマってます。

 ところで、
 宇川直宏主宰ストリーミングスタジオ「DOMMUNE」開局
 http://natalie.mu/music/news/28374

3月1日、宇川直宏が主宰するライブストリーミングスタジオ「DOMMUNE」が渋谷に開局する。
DOMMUNE」では、視聴者参加のスタジオを舞台に、トークショー形式のライブストリーミングを発信。さまざまなDJ陣によるDJストリーミング番組もオンエアし、クラブ/ラウンジとTVステーションの融合を目指すという。

 初日の放送、たまたまtwitter経由で情報を仕入れてリアルタイムで見る事が出来ましたが、画期的すぎて鼻血が出そうになりました。インターネット以降、メディアは日進月歩で価値観を更新していってるのでうかうかしてられないです。今更ながら。
DOMMUNE」→http://www.ustream.tv/channel/dommune

環ROY×旅人×康嗣

環ROY×七尾旅人×□□□三浦康嗣の新曲PVを公開中
http://natalie.mu/music/news/28180

環ROYの新曲「break boy in the dream feat.七尾旅人」のビデオクリップが彼のオフィシャルMySpaceで公開された。

この曲は3月17日にリリースされる約3年半ぶり2作目のソロアルバム「BREAK BOY」のラストを飾るソウルフルなナンバー。トラックを□□□の三浦康嗣が手がけ、ゲストボーカルとして七尾旅人が参加している。

 ドキドキする組み合わせ!聞けば聞く程好きになってく。

 PVはこちら→http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=103195016

アナログフィッシュ「Life Goes On」

Life Goes On

Life Goes On

 個人的に、同郷(長野)のバンドで、実家もめちゃくちゃ近いようなので昔から意識はしていたのですが、実はしっかり聞いたのは初めてです。そんな僕はきっと今まで損してました。このアルバム凄くいいんです。

 日々目まぐるしく音楽のトレンドがアップグレードされていく中、アナログフィッシュは00年代初頭の下北系ギターロックの空気感をまんま現代でやっているっていう。とにかくそこにグググッと来ました(笑)。

 素朴な兄ちゃん達が、素朴な目線で、シンプル・イズ・ベストなメッセージをかき鳴らす。00年代の下北発のバンドがよかったなーって思う理由は、そんなバンドが多かったからで・・・。もはや当時でいう“下北系”なんていうカテゴライズはとっくに今は昔なんでしょうが、アナログフィッシュとこのアルバムにはその00年代下北系の血が揺るぎなく流れてて、ノスタルジックな感動一入。

AFRICAEMO「squatter」

squatter

squatter


 2007年、音楽サークル時代の先輩・後輩で結成。初ライブから1年足らずで、フジロックROOKIE A GO-GO”に出演して話題を呼ぶ。ポストロックやハードコアを通過したフィジカルな演奏を軸とした開放感あるダンス・ミュージックを鳴らし、インディ・ダンスのムーブメントともシンクロするも、アンダーグラウンドの日本語ヒップホップから影響を受けたフロントマン岸のラップによって、単なるパーティー・バンドには終わらない、独自の個性を確立している。(プレス資料より)

 ロックンロール・リバイバル後のポスト・ロック。明確なコンセプトで次々良質なバンドをディグし続けている残響レコードが贈るニュー・フェイス。AFRICAEMO(アフリカエモ)。

 最初に聞いた印象は、トライバルなQomolangma Tomato+telephonesといった印象。これでもかといった具合に歌詞を詰め込んだライムと、高音シャウト。テクニカルな人力ダンス・サウンドは、フレンドリー・ファイアーズみたいな、近頃のインディ・ダンス・ロックからも影響受けてる感じ。オフィシャルHPのバイオグラフィにも、フレンドリーやフォールズの名前がある。

 いや、しかし、この音聞いて思ったのは近頃音楽も本当サイクル早いなって事。
 2007年に結成したばかりのバンドが、すでにフレンドリー・ファイアーズやフォールズ、チョモやtelephonesみたいな近々のバンドを飲み込んで噛み砕いた音楽をやっている。Mirrazがアクモンやってるっていう事件性が薄れていく位のサイクルの早さ。

 現代のスピード感に即してるし、バッチリ“今”求められてる音を鳴らしているので賢いバンドだなとは思うけど、も少しオリジナリティもほしいっす。ともあれ期待。