テレビ


 昨日、夜中家に帰ってテレビつけたらたまたまMr.Childrenのライブヒストリーみたいなドキュメント番組をやってました。

 ミスチルは丁度今年「終末のコンフィデンスソングス」ツアーの伊勢公演を見させてもらう機会があって。MCとかセットリストから、ファンを大事にしてて楽しいライブだなぁ!って思った反面、それだけに、ミスチルをあまり本格的に通って来てない自分惜しいな!って感じたのでした。

 ミスチルって本当不思議なポジションのバンドで。スタジアム級のバンドって、往々にしてアンタッチャブルで感情移入しにくいものだけど、ミスチルの場合その敷居がとっても低くくて。
 桜井さんのあの、どこか女々しくて迷走してるパーソナリティが、手の届きやすい立ち位置を演出してるんだと思うんだけど、それにしてもね、あれだけ多くの人が、一曲一曲を自分とバンドだけのものだと思って楽しんでる様は見てて凄くいいなって思いました。

 CDがバカ売れしなくなった時代。こんなに多くのリスナーと信頼関係が築けるバンドってこれから出てくるのかな?って不安になるなぁ。サザンに続いて、ミスチルもいなくなちゃった時、きっとそのポジションにポッカリ穴があいて、皆ちょっと後悔し出すんだと思う。