Galileo Galilei「ハマナスの花」

ハマナスの花

ハマナスの花


 TOKYO FMSCHOOL OF LOCK!」とSony Musicが贈る10代限定の音楽フェス「閃光ライオット2008」にて、グランプリを受賞。北海道稚内出身、平均年齢17歳の4人組バンドGalileo Galileiのデビュー作。

 ちなみにこの「閃光ライオット」参加バンドからはこれまで、ステレオポニー、DOMINO、WEAVERなどがデビュー。昨年は、ズットズレテルズなんかも大いに話題になったけど、ついにグランプリ受賞バンドが満を持してメジャーに立つ。

 Vo&Gt.尾崎雄貴(18)、Gt.岩井郁人(18)、Ba.佐孝仁司(18)、Dr.尾崎和樹(16)のどフレッシュな現役高校生という事で、あどけなさの残る・・・というか、普通にあどけないメンバー達。ドラマーなんて去年の春まで中学生だったんだよね?凄いなぁ。

 そんな彼らGalileo Galileiが贈る渾身のデビュー作「ハマナスの花」は、タイトルトラック「ハマナスの花」を含むミニアルバム。

 90年代に生まれ、ゼロ年代の後半に青春を捧げた世代。勿論今もバリバリ青春ど真ん中。

 BUMP OF CHICKENRADWIMPSASIAN KUNG-FU GENERATIONELLEGARDENflumpoolも物心ついたらきっと当然のようにソコにあったんだろうな。
 “オリジナリティ”よりも“憧れ”に忠実な思春期の感性を振り乱して、なんとか憧れのバンド達を追いかけようとしているって感じが見て取れます。

 今の時点では、お世辞にも目新しい音とは言いがたい。けど、可能性のつぼみがゆっくりと咲き出すドキドキ感みたいなものは十分に味わえるはず。やはりそこが、今の彼らの最大の魅力。なんたって平均年齢17歳。

 これからに期待!なんて言われ飽きてるだろうけど、期待します。