moumoon「Tiny Star」

shirota_k2008-06-11

やたら泣かせようとする作品が嫌い!感動の押し売り嫌い!って人、よくいますが。僕全然、そういうの大好きで。例えば泣かせる映画で泣いてしまう自分になんの敗北感も感じません。むしろ泣いてしまわないともったいないとすら思います。
moumoonのニューシングル「Tiny Star」を聞いた。
なんだかこういったユニットにも目がいってしまう今日この頃。avexのユニットと言う事で、なんとなく思い出されるのは90年代後半の楽曲のメロディセンスが抜群だった頃のhitomi。「there is...」とか「君のとなり」とか「キミにKISS」・・あの頃のhitomiってなんであんなにいい曲ばっか歌ってたんだろうか。
さておき、moumoon「Tiny Star」はニンテンドーDSソフト「99のなみだ」タイアップソング。どうやらこれは、「99の泣ける物語をお届けします」という触れ込みのノベルスタイプのゲームらしい。これになぞらえて作られた一曲「Tiny Star」は、もちろん、元気なスカポップ!や、はや弾きパート満載のメタル!な、訳はなく。アコギの音色、たゆたうボーカル、ドラマチックなメロディ展開がグッとハートを掴む「泣き」を意識したミディアム・バラード。
クラシックで手堅いド直球J-POP。新しさってないけど、たまにはこんな曲を聞いてみるのもいいじゃない。ポップスに感動するのもいいじゃない。泣ける映画で泣いてもいいじゃない。全然、おかしな事じゃないじゃない。

Tiny Star(DVD付)

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