ASIAN KUNG-FU GENERATION「未だ見ぬ明日に」

ASIAN KUNG-FU GENERATION「未だ見ぬ明日に」を聞いた。
思うに、出る事に意義のあったアルバム。全１３曲のアルバム「ワールド ワールド ワールド」に収録されなかった楽曲を集めたミニアルバム。それだけで、今のバンドのモチベーションの高さがひしひしと伺える。
少し前にふととある掲示板を眺めていたら、前のアルバム「ファンクラブ」はセールス的に失敗で云々・・という内容の書き込みがあって「あぁ、そうなんだ、そりゃバンドもテンションさがるなぁ」と危惧していたのに、ここへ来てまさかのリリースラッシュ。＋今年はお休みしてた「NANO MUGEN FES」も再開という事で、凄いね。
アルバム４枚目。なんとなく中堅の座につきつつあるバンドがフルアルバム＋αをこしらえるって相当の事じゃないのかなぁ。
正直な所アジカンの音楽は昔から「ロックを理解したバンド」の奏でる音楽ではあるんだけど、それが「ロックなのか」と言われたら、うーんどうかなぁと思う所がある。「N.G.S」をやってた頃のアジカンと、僕の中で今でもあまり印象は変わってない。けど、今のアジカンって、若い子達の中に「ロックのベースを引いてやろう！」っていう確信的な意図を感じるし、それに答えるようにフォロワーが増えてるのも感じる。「NANO MUGEN FES」にしても、アジカンやELLEGARDENを見に来た若い子達が、ステレオフォニックスやサード・アイ・ブラインドにも触れる・・。そんな機会を意図的に作ってる奴らが憎いなと、心底思う。
突き進めば、日本のロックレジェンドになれるかもね。アジカン。モチベーションキープで、がんばれ！アジカン！

未だ見ぬ明日に

ちなみに、ニコニコ動画で見る事の出来るアジカンのコピーバンド「めらんちょ」はご存知でしょうか。彼らの事大好きです。必見です。がんばれ！めらんちょ！