Chara「honey」他

Charahoney」を聞いた。
やっぱり野田くんは、いい曲書くなぁ!・・というのは、3曲目にクレジットされている「ラブラドール」の事。
RADWIMPSの野田洋二郎くんがプロデュースを担当し、BUMPの直井くんがベースを弾き、RIZEの金子くんがドラムを叩くという事で、リリース前から話題をさらった一曲。「らしい」というか「まんま」RADWIMPSサウンドなんだけど、しっかりと名曲!そりゃあChara姉さんから「曲作ってよ」って頼まれて、滅多なモノ出せんわな・・。プレッシャーも相当あったんだろうけど、余裕でいいです。
さらにいいのは「そして、僕が届かない」。忙しすぎたせいか、割とパターン化していた蔦谷好位置サウンドの新たな世界。Superflyも大成功して、いよいよモチベーションがあがってバックボーカルにも挑戦!”ちょっぴりセンチメンタル”な曲を作らせたらピカイチな彼の良さが遺憾なく発揮された一曲に仕上がっています。
そして、最後にChara。前作「UNION」のプロデューサー陣から、今作でもう一世代下のプロデューサー陣にバトンを渡したのは、本人が「思春期をイメージしたかった」と語っている通り、サウンドの”若返り”を計りたかったからだと思います。でもね、Charaさんのボーカルから滲み出るのは「思春期」より、やっぱり「ママの包容力」。なんともうお子さん13歳のお子さんがいるんですって。ひゃー、びっくり。たまたま仕事の関係で、アルバムの事を肉声で語ってるのを聞く機会がありましたが、もう声聞いてるだけでトローっと眠くなってくるような包容力抜群ボイスにノックアウト。声帯からも母性って出せるんだって関心しちゃいました。・・てそんな事はさておき、若い作家たちの「思春期サウンド」の上を余裕でサーフする、ビッグ・ママCharaの大きな存在感を感じたアルバムでした。

honey(初回限定盤)(DVD付)

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マナフェスト「シチズンズ・アクティヴ」を聞いた。一言で言うなら、「懐かしい!この感じ」。
90年代の後半にミクスチャー・ロックが凄く流行った時期あったでしょ。レイジ、リンプとか、インキュバス、コーン、出始めのリンキン・パーク。・・もろにその頃の匂いがする!丁度車の免許取り立ての頃とかはこんなサウンドが流行ってて、よく聞いてました。そういった意味では、とっても触手にひっかかるこのアルバム。でもやっぱちょっと、今聞くには古いよなぁ・・。
シチズンズ・アクティヴ

シチズンズ・アクティヴ