ケイティ・ペリー「ワン・オブ・ザ・ボーイズ」

全然違う!

と言うのは、ケイティ・ペリー「ワン・オブ・ザ・ボーイズ」を聞いた感想。

「女の子にキスしちゃった そしたら気持ちよかった♪」といったキワドいフレーズが飛び出す「キス・ア・ガール」がビルボードチャートで7週連続1位を獲得したりして、日本でも前評判の高かった大型新人。
マドンナとかグウェン・ステファニーなんかを念頭においたセクシャルなパフォーマンス+リリー・アレンのような新世代のシンガーソングライターの奇抜さを兼ね備えたアーティスト。な〜んて勝手に想像していたけど、これが全然違う!

清涼感のあるいい感じのギタポ+ごく普通の女の子目線の内省的な歌詞。”型破り”かと思ってたら全然”等身大”!
いやいや、この子はホントはものすごくピュア・ガールなのかもしれない。センセーショナルな表現は、ちっこい自分を隠すための強がりなのかもしれない。セクシャルな歌詞も実は妄想かもしれない。とか考えながらCD一枚聞くと、なんだか「この子がんばってんなぁ」って胸が熱くなってきます。全然妄想ですが、あながち間違っていないと思います。彼女のひねくれた表の顔に隠れた、純粋無垢でひたむきなメッセージを、ぜひ貴方も!

女心の全く読めない著者がアメリカ娘の女心を勝手に汲んだ、ひどいブログ。以上。

ワン・オブ・ザ・ボーイズ

ワン・オブ・ザ・ボーイズ