ジャックス・マネキン「グラス・パッセンジャー」他

最近聞いたものをつらつらと。この駄ブログを、もっと「新しい音」を探しに来た人にとって活用して頂けるよう、もう少し更新がんばろうと・・思います。思っただけだったらごめんなさい。

ジャックス・マネキン「グラス・パッセンジャー」。

ピアノ・エモの先駆者などと呼ばれているバンド、サムシング・コーポレイトのフロントマン、アンドリュー・マクマホンによるサイド・プロジェクト、ジャックス・マネキン。前作から実に３年ぶりのアルバムとなる。
前作完成後、急性リンパ性白血病を煩い、闘病生活を経ての新作となった。
そんなドラマがあったばかりに、アルバムは”そこ”にしかフォーカスされていない感があるのが残念。ファーストシングルの邦題は「僕の生きる証」（ダサい。）本国ではドキュメンタリーも作成され、苦労人で売って行く運びの様だ。そんな消費のされ方でいいのか！本人がGOなら、大いに結構な事だが。
ちなみにピアノ・エモと言えば、ウェイキング・アシュランドが新作を出して、ドリームステイトがデビューして。って時に一瞬盛り上がった。（ゴッチも両バンドをナノムゲンに呼んでたね。なぜアンドリューを呼ばない。）
個人的にこのロマンチックなサウンドは好みなので、もっと盛り上がってくれればなぁ。

グラス・パッセンジャー

リトル・ジャッキー「ザ・ストゥープ」。

ブルックリン出身のシンガーのイマーニ・コッポラと、トラック・メイカーのアダム・パリンによるユニット。
トム・ジョーンズやエリオット・ヤミンなどの曲を手掛けてきた（振り幅広いな）アダムと、以前にソロ・デビュー経験もあるイマーニ。ナールズ・バークレイの前座経験もあるという、お墨付きの新星。
「オモチャ箱R&B」のコピー通り、カラフルでポップなナンバーを収録。今年夏に行われたショウケース・ライヴでは、あのP!NKものりのりだったとの事。

ザ・ストゥープ

マイリー・サイラス「ブレイクアウト」。

ディズニーチャンネルの人気番組「ハンナ・モンタナ」のヒロインを演じた彼女のアルバム。
すでに過去２枚のナンバー１ヒットを出しているが、いずれも番組絡みの企画ものだった。その為、マイリー・サイラス名義としては、事実上初のアルバム。
ディズニーチャンネル出身と言う事は、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラ等の後輩となる訳だが、アルバムはバンド・サウンドで統一され、ポップ・ロック調のナンバーが多い。USアイドル界のトレンドが伺えて面白い。
ケリー・クラークソン、アヴリル・ラヴィーン、最近だと、ベッカ、ケイティ・ペリー、クリスタル・マイアーズ好きはすんなり聞けるはず。

Breakout Deluxe Edition

ザ・バード＆ザ・ビー＆コーネリアス「ハート・アンド・アップル」。

エレクトロ・ポップ・ユニット、ザ・バード＆ザ・ビーのセカンドアルバムに収録のナンバー。
カイリー・ミノーグ、リリー・アレンなどのプロデュースも手掛けるメンバーのグレッグが、以前から”好きな日本人アーティスト”として名前を挙げていた、コーネリアス＝小山田圭吾とコラボレーション。
アルバム「ファンタズマ」期を思い起こさせるコーネリアスXグレッグのドリーミーなトラックが◎。渋谷系ブームのダメ押し。

ナツカシイ未来

POSSIBILITY「New World」

５人組ロック・バンド、ポッシビリティのメジャーファーストアルバム。先行シングル「Sanagi」までの４枚のシングルを含む、全１５トラックを収録。M４「lost music」にはフィーチャリング・アーティストとして、ドラゴン・アッシュのkjと、SBKのShunが参加している。
ミクスチャー・サウンドに熱いメッセージ・ソングを乗せる。まさしくドラゴン・アッシュの弟分といった感じだが、残念ながら今の段階で、DA程の奇抜さはなさそうである。
ちなみに彼らの事は、ドラゴン・アッシュの「HARVEST」ツアーで目撃した事がある。・・結構前からやってるんだぁ。

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