ザ・ケービーシー「ザ・トリック」他

ザ・ケービーシー「ザ・トリック」。

イギリスはプレストン出身の３ピースバンド。デビュー間もない頃から、ストロークス、アークティック・モンキーズ、オーディナリー・ボーイズ等と共演。ファーストアルバム「オン・ザ・ビート」は、日本にて、新人バンドと思えぬスピードで１万枚のセールスを記録。
サウンドは「ダンスとロックの融合」。数年前に起こったニューレイヴブームの名残りという感も否めない。・・と、いうか、前作はニューレイヴというより、爽快なデジ・ロックって感じだったのに。わざわざ廃れかけのブームに乗っかっていった？
なんでも前作は、レコード会社との権利やなんやらがこじれて、本国UKで発売直前にお蔵入りになったんだとか。（日本ではリリースされたけどね。）・・迷いが新作に現れてしまったか？

The Trick

プッシーキャット・ドールズ「ドール・ドミネーション」

メンバーが１人脱退し、５人組となったPCDの新作。
女性ばかりのダンス・エンターテインメント・ユニットとして結成。ハリウッドを中心にキャバレー・ショウを行い人気を博していた所、レコード会社の目にとまり、０５年にデビュー。ファーストアルバム「PCD」は、全世界で８００万枚を売り上げる。
３年ぶりの新作となった「ドール・ドミネーション」には、ヒットシングル「ホエン・アイ・グロウ・アップ」をはじめとする全１９曲を収録。
延期になっているニコールの新作より先にリリースされるあたりが面白い。
ソロ・シングルの反応から、まだソロは早いと判断→PCD名義でもう一発かます→PCD再燃の具合を受けてニコール、ソロへ＝ニコールのステップアップの為にある一枚？！他のメンバーが可哀想・・。（勝手に）
ペンペンペンという奇妙なギター・ループが印象的な、ミッシー・エリオット参加のM3。「スティックウィッチュー」を思わせるロマンチック・ソングM8等がお気に入り。

ドール・ドミネーション(初回生産限定価格)